「伸びるシュラフ」のテクノロジー「スパイラルストレッチシステム」
モンベルのシュラフを支えるアイデア「スパイラルストレッチ」をご紹介します。
伸び縮みするシュラフ
シュラフのタイプは、マミー型と封筒型の2種類ありますが、どっちも一長一短。
- マミー型:保温効果は高いが、きゅうくつ
- 封筒型:布団のように体は自由に動かせるが、保温効果が低い
この両方のメリットを両立したのが、スパイラルストレッチシステム。
形はマミー型シュラフに近いんですが、シュラフが横に伸び縮みするんです。だから、体は自由に動かせるのに、ムダなスペースが少なくて保温効果が高い。
ただ、マミー型シュラフに比べたら、さすがに保温効果は劣るようです。封筒型よりあったかく、マミー型より体が自由くらいに考えるといいんじゃないでしょうか。
生地自体をナナメに使用
スパイラルストレッチがユニークなのは、生地自体をナナメに使って、生地がもともと持っている伸び縮みを利用しているところ。旧モデルのように、ゴムだけで伸ばそうとすると、「伸びしろ」のぶんの余分な布がかなり必要。スパイラルストレッチではそれを少なくできるので、ゴムだけの場合より軽量・コンパクトになってます。
ユニークなデザインゆえの “スパイラル” ストレッチ
こんな感じで、ステッチの線がナナメに入ってます。シュラフのぬい目といえば、たいてい「ヨコ縞」なもの。ステッチがナナメになったシュラフなんて見たことありません。アイデアもユニークなら、デザインもユニーク。
- スパイラルストレッチシステムを使っているシュラフについて詳しく
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